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第41号 コントロールには、4つのステップ

 最高の健康を手に入れよう!  41 号
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 ●  J H N A 健 康 通 信   
 ○                   
 ● 最新のホリスティック/ストレス栄養学で
 〇 いつまでも若々しく、健康&ハッピーに!
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 このメールマガジンは、
 *健康情報が多すぎて何を信じたらいいのか
  わからない。
 *体のどこも悪くない、健康のはずなのに
  体調がすぐれない。
 *実年齢より、10歳若がえりたい!
 *とにかく、健康レベルをアップさせたい!

       そんな、あなたのためにお届けします。

 

 「私って、大食いなんだ~」と、
 今さらながら気がついた
 
 ホリスティック栄養学修士&
 酵素栄養学スペシャリスト
 ナターシャ・スタルヒンです。
 
 買い物にいったり、食事をつくる
 時間がないので試しに、宅配の
 食事を注文してみた。
 
 一人分から届けてくれるし、薄味で
 ありがたいけど、私にとっては、

 あまりにも量が少なくて、お腹の
 どこに入ったのか、ま~ったく
 わからない。
 
 かえって食べたあとのほうが、
 お腹がすくのサ。
 
 お腹がグ~グ~なっているけど、
 今日も元気に、いってみようか~っ♪



 ☆ コントロールに4つのステップ  
 ★☆-----------------------
 
 これまでお話したように、
 コレステロールは一概に悪者って
 決めつけるべきものではなく、
 
 すべての人がコレステロールの
 とり過ぎをチェックする必要は
 ないんですね。
 
 ただ、コレステロール値が高すぎる
 ことは、心臓疾患にむすびつくので、
 やはりマズいこと。
 
 早急に食生活の改善をすべきなのは
 当然として
 
 治療が必要との指摘を受けたら、
 きちんとそれに従うようにして
 くださいね。
 
 さて、それでは、栄養学的に
 コレステロール値をコントロール
 していくには、どうしたらいいの?
 
 ということになるのだけど、
 
 1. LDLコレステロールが高すぎる場合は
  減らす
        ↓
 2. HDLコレステロールを増やす
        ↓
 3. 肝臓に集められたコレステロールを
  すみやかに胆汁酸へ転換する
        ↓
 4. 胆汁を排泄させる効率を高める
 
 という、4ステップを実践していく
 必要があるの。
 
 各ステップ、別々の栄養素が関わって
 いるから、それらの摂取量を、
 かえていかなくちゃ~ならないのね。
 
 ステップ1に関しては、栄養素の摂取
 というよりも、どのような栄養素を
 食事から排除していくか…。
 
 まず、余分な「脂肪」をとらない
 ように気をつけるのは健康維持の
 ための、キホンの「キ」。
 
 ただ、コレステロール値だけに限って
 いうと脂肪を控えた食事だけでは、
 「影響なし」な~んていう、
 データもあるの。
 
 LDLをさげるのなら、むしろ、
 「砂糖」の摂取を減らすほうが、
 よっぽど、効果は高いのよっ!
 
 信頼できる臨床研究によって、蔗糖
 (砂糖)の摂取がコレステロールの
 血中濃度を高めることが
 あきらかになっているからね。
 
 ちなみに、砂糖+脂肪のコンビが
 最悪なのでクリーム系のスイーツが
 大好きなあなたは
 
 ご用心、ご用心!
 (これは、肥満や下半身デブをつくる
  組みあわせでもある~っ!)
 
 
 
 ☆ 一刻も早く追い出すには… 
 ★☆--------------------
 
 ステップ2としては、
 
 血液中にダブついている
 コレステロールを拾い集める
 HDLを増やすことだけど
 
 ここで働いてくれるのがビタミンC。
 
 はっきりした効果を期待できる
 ビタミンCの摂取量には個人差が
 あるのだけど、大体、
 
 1日に1000mg~3000mgの範囲と
 されているの。
 
 食事から所要量を上回るビタミンCを
 とっていて血中ビタミンC値も
 正常域の人においても
 
 サプリでビタミンCを補給する
 ことでHDL値が改善されることが
 証明されている。
 
 この傾向は、とくに男性の高齢者に
 顕著なんだけどね…。
 
 ビタミンCは、HDLを増やす
 だけでなく、ステップ3にも、
 4にも関わっているのよ。
 
 ダブついたコレステロールは肝臓に
 集められ、それらを原料に胆汁酸が
 つくられるのだけど
 
 胆汁酸への変換にはビタミンCが必須。
 
 Cが不足していては、追い出し作戦の
 最初のステップでつまずいちゃう、
 ってこと。
 
 胆汁酸は胆のうという袋のなかに
 しまわれ、濃縮されて胆汁になって
 捨てられるんだけど
 
 それにも条件があって、レシチンという
 物質と一緒になったときに、出ていって
 くれるの。
 
 そして、この時に加勢するのが
 ビタミンCとE。
 
 ちなみにレシチンは血中にあるときも
 コレステロールの介添役を務めている。
 
 用なしのコレステロールをつくらない
 よう、これを再利用する酵素の
 手助けをするの。
 
 HDLが、「善玉」と呼ばれるのは、
 
 最初っから、コレステロールと一緒に
 レシチンを多く用意していることも
 一つの理由といえるね。
 
 さらに、コレステロールが高い人は
 
 肝臓に戻ろうとする胆汁を効率よく
 排泄すべきなので、ビタミンCと
 一緒に水溶性食物繊維をとるべきとも、
 いわれている。
 
 コレステロール値コントロール作戦は、
 それぞれのステップに別々の栄養素が
 関わっているので、
              
 それらすべてが十分供給されたときに
 限り手際よい、トリプルプレイが
 完成するのね。
 
 どこかのステップで不足があれば、
 気になる数値は、スムーズに
 下がってはくれない。
 
 いつもお伝えしているとおり、
 栄養素は仲間と協力しあって
 働いたときに、はじめて
 真価を発揮するものだから…。
 
 
 今日の授業は、これで終り。
 
 それでは、起立~~っ!


 礼 <(_ _)>。 


 解散~~ん!!
 

 
 ☆ あとがき
 ★☆-------
 
 こんなご質問をいただいたの:
 
 「コレステロール値をさげるには、
 ビタミンCとともにペクチンを
 とったほうが良いと書いてあるのを、
 どこかで読みました。

 ペクチンは、どれくらいの量、とれば
 いいのでしょうか?」
 
 しばらく前にいただいたのに、
 なかなか時間がなく、そのままに
 なってしまっていたので、
 
 今、ここでお答えすることに
 しましょう。
 
 あるデータによると、LDLを下げる
 ためにはペクチンなら「1日
 6~40gが目安」とのこと。
 
 必要な食物繊維をペクチンだけから
 とろうとすると、りんごやオレンジで、
 数十個分になる計算ですね。
 
 とてもとても、果物からだけ
 とろうとしても無理!
 
 粉末ペクチンを使うとしても、大さじ
 何杯も水やジュースにとかして
 飲まなければならない!
   
 でも、豆類、根菜類、海藻類などを
 毎日しっかり食べるようにすれば、
 粉末をとるまでもなく、
 
 果物からペクチンを少し上乗せして
 おこう~、くらいの気持ちで
 OKですよっ♪
 
 食物繊維については、また別の機会に
 くわしくお話しすることにしましょうね。


 あなたが、最高の健康を手にいれ、
 いつもハッピーでいられますように…。 



 2012.3.21
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 ■発行者:
 Japan Holistic Nutrition Association(JHNA)
 一般社団法人
 日本ホリスティックニュートリション協会

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