JHNA健康通信バックナンバー

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第82号 白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞

 

   最高の健康を手に入れよう! 82 号
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    そんな、あなたのためにお届けします。

 

 

 リハビリ運動の超効果を実感している、

 ホリスティック栄養学修士&
 酵素栄養学スペシャリスト

 ナターシャ・スタルヒンです。

 腰痛がひどいことから、自然療法を
 推進している整形外科クリニックに
 いって教えてもらった

 2種類のエクササイズをはじめたら
 ここ数週間おそってきていた激痛が

 即、軽減されて楽になっただけでなく、

 ひん曲がっていた体が、自然~に
 バランスをとり戻したのサ。

 さあ~それでは、今日も元気に
 いってみようか~っ♪


 ☆ 肥大化してしまう白色脂肪細胞
 ★☆----------------------------

 中肉中背であろうが、いくらヤセて
 いようが、あなたの体の脂肪組織には
 約400億程度の脂肪細胞があると
 いわれているの。
 (肥満者では、なんと約800億個!)

 脂肪細胞には、「白色脂肪細胞」と
 「褐色脂肪細胞」があるんだけど、

 前号でとりあげた、皮下脂肪や
 内臓脂肪は白色脂肪細胞でできていて、

 体中のあちらこちらに存在している。

 体脂肪のほとんどは白色脂肪細胞と
 いうことね。

 その内部は、「脂肪滴」って呼ばれる
 大きな一つの袋が大部分を占めて
 いるの。

 白色脂肪内では、中性脂肪の合成と
 分解がたえずおこなわれているけど、

 血中のブドウ糖などからつくられた
 中性脂肪はこの脂肪滴に、どんどん
 蓄えられていくの。

 いくらでも脂肪を蓄えられるように、
 風船みたいに、どんどんふくらんでいく

 エネルギーの貯蔵庫なのね。

 エネルギーが不足したときは、
 脂肪滴のなかの中性脂肪が
 分解されて遊離脂肪酸になって

 全身の細胞に供給されるんだけど、

 分解されていく脂肪よりも、
 脂肪滴に運びこまれてくる
 脂肪のほうが多ければ

 脂肪滴は果てしなく膨らみ、
 脂肪細胞自体も肥大化していく
 ことになるの。

 想像してみて!

 400億個もの体内の“風船”が、
 果てしなく膨らんでいくのを…。

 これこそ“太る”ことの実態なのよっ!

 白色脂肪細にはエネルギー貯蔵庫
 としての働きと同時に内分泌器官
 としての重要な働きがあるんだけど、

 これについては、次回お話ししようね。


 ☆ 少ない褐色脂肪細胞
 ★☆-----------------

 白色細胞が体内のいたるところに
 存在しているのに対して

 褐色脂肪細胞は肩甲骨付近に
 集中して存在しているの。

 褐色脂肪細胞の細胞内にも
 脂肪滴はあるけど、この
 脂肪滴はいたって小型のもの。

 細胞内には多数のミトコンドリアが
 存在していて、鉄が豊富に含まれる
 ために茶色をしているのね。

 褐色脂肪細胞というのは、自らの
 脂肪を消費して熱を産生する細胞。

 辛いものを食べたときとか、体が
 カ~ッと熱くなったりするでしょう?

 このとき働いているのが褐色脂肪細胞。

 寒いところにいるときやストレスを
 受けても同じように働くけど、

 交感神経の興奮を受けて細胞内の
 中性脂肪を消費して熱を産生して
 いるの。

 褐色脂肪細胞は新生児期にもっとも
 多く、大人になるにつれ、徐々に
 減少していく。

 かつては成人にはほとんど存在
 しないといわれてきたのだけど、

 最近の研究では、成人でも
 残っていることが分ってきたの。

 大食いなのに、ち~っとも
 太らない人は褐色脂肪細胞が
 多いのだとか、

 褐色脂肪細胞を活性化すれば
 どんどんエネルギーが使われて
 いくから、ヤセ体質になると
 いわれ、

 褐色脂肪細胞を活性化する
 ダイエットなるものが、
 流行ったこともあったね。

 そんなことが簡単にできる
 ようなら、誰もヤセる苦労
 なんてしないけどねっ。


 今日の授業は、これで終り。

 それでは、起立~~っ!

 礼 <(_ _)> 。 


 解散~~ん!!


 ☆ あとがき
 ★☆-------

 今年の11月頃には講談社さんから、
 また本を出していただくことに
 なったの。と同時に、

 ここ何年かあたためていた
 企画もぶつけてみたら、

 「おもしろいっ!」
 「すぐ読みたい」

 って、いわれた~~~っ!!

 講談社さんからは、すでに7冊くらい
 出版してもらっているんだけど、

 これまでとは、ちょっぴり路線が
 違うので、どうかな??とは
 思っていたのね。

 でも、まだ日本で、誰も書いた
 ことのない、栄養素と○○○○との
 関係を明らかにするので
 (○に何が入るかは、まだ伝えられない…)

 期待してもらっていいんじゃないかな。

 出版時期は、来年の春をメドにと
 思っている・・・

 えっ? でも、ちょっと待てよ・・

 執筆する時間なんて、いったい

    どこにあるんだ~~~~ぃ?????


 あなたが、最高の健康を手にいれ、
 いつもハッピーでいられますように…。 


 2014. 6. 10
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 Japan Holistic Nutrition Association(JHNA)
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