最高の健康を手に入れよう! 86 号
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● J H N A 健 康 通 信
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〇 いつまでも若々しく、健康&ハッピーに!
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このメールマガジンは、
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*とにかく、健康レベルをアップさせたい!
そんな、あなたのためにお届けします。
本日63回目の誕生日をむかえた
ホリスティック栄養学修士&
酵素栄養学スペシャリスト
ナターシャ・スタルヒンです。
この歳になると、誕生日といっても
ち~っともうれしくないんだけど、
ヘンな事件や事故、自然災害などに
巻き込まれず、いまだ元気に
生きていられることに感謝・感謝。
それに、体内のミクロの世界での
出来事をより深く理解できるように
なり、
生きているだけで奇跡!と思って
しまう今日この頃なのサ。
さあ~それでは、今日も元気に
いってみようか~っ♪
☆ 酵素パワーをあらわすには…
★☆-------------------------
酵素についてのご質問がきているので
本日は、これをとりあげましょう。
「『液体酵素に酵素は含まれない』と
書いていらっしゃいましたが、
植物発酵液でプロテアーゼ3.0u/g
以上含有という製品をみつけました。
この量は一緒に食べるものを
分解するのをサポートしてくれる
量なのでしょうか」
さて、このご質問にお答えする前に
まず、酵素のパワーをどのように
確認すべきか、おさらいしておいた
ほうがいいかもね。
(すでに何回か書いているけど・・)
ビタミンやミネラルなどのサプリ
であれば、どれだけその栄養素が
ふくまれているか、
各栄養素の含有量(mg他)を
みれば、どの程度の有効性のある
サプリであるかが確認できるけど、
酵素サプリに関しては、
プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)
アミラーゼ(糖質分解酵素)
リバーぜ(脂肪分解酵素)など
特定の酵素がどれだけ含まれて
いるかが表示されていたところで、
それらの酵素が、どれだけの働きを
してくれるかは、ま~ったく
わからないの。
光の強さを、“重さ”で計れないのと
同様に、酵素のパワーは、そこに
含まれている酵素原料の“重さ”では
計れないのね。
酵素は、どれだけの分量が
ふくまれているかではなく、
その活性度(力価)こそ重要で
特別の単位であらわされるの。
☆ 単純変換はできないけれど
★☆-----------------------
冒頭のご質問の u/gの「u」は
unit の略で、単位の意味。
単位/gということで、その酵素
サプリに含まれる特定の酵素、
たとえば、
プロテアーゼが、1グラムあたり
特定の条件下でどれだけの分解力が
あるかを示すことになるの。
もうちょっと具体的にみていくと、
たとえば私が関わった酵素サプリの
分析値は、
アミラーゼ 310,000 単位/g
プロテアーゼ 11,000 単位/g
リパーゼ 200 単位/g
(日本食品分析センターによる)
この単位をみても、どれだけの
分解力があるか、わからないよね。
(実はものすごいパワーなんだけど…)
米国でよく使われているHUTという
単位だとタンパク質の分解力が
わかりやすいのね。
ちなみに、
その酵素サプリのプロテアーゼの
力価は、60,000HUTで、この力価では、
1gあたり60gのタンパク質を
分解するってことになるの。
長さや重量、温度や体積などの
単位が、ある法則に基づいて
変換できるのに対して
酵素の単位は単純に変換できないの
だけど、あえて、この酵素サプリの
日米の分析値をもとに
日本での分析値11,000 単位/gイコール
米国での分析値60,000 HUTとして
ご質問の3.0u/gが、どれだけ
タンパク質を分解するパワーが
あるか計算してみると、
1gあたり0.016gのタンパク質を
分解することになる。ということは...
たった16 gのタンパク質を
分解するため
この植物発酵液を1リットルくらい
飲む必要があるってことね。
実質上、それって無理よね。
従って、「一緒に食べるものを
分解するのをサポートしてくれる」
とはいえないね。
それともう一つ重要なこと。
私たちの食事は、タンパク質だけで
構成されているワケじゃ~ないよね。
デンプン、麦芽糖、しょ糖、乳糖、
食物繊維、脂肪などなど、
消化の過程でしっかり分解され
なければならない栄養素はさまざま。
タンパク質分解酵素だけをとって
いても意味ないということ。
食事にふくまれるあらゆる栄養素に
対応する酵素サプリを選んでね。
https://iherb.co/kyd9hweB
今日の授業は、これで終り。
それでは、起立~~っ!
礼 <(_ _)> 。
解散~~ん!!
☆ あとがき
★☆-------
それにしても、あっという間に
(年齢的に)おばあちゃんに
なっちゃった。
今は、60歳をすぎても若い人は
いくらでもいるけど、一昔だったら、
「老婆」といわれていた年齢
だもんね。イヤになっちゃう。
と、いいながらも自分的には、
ち~っとも、おばあちゃんとは
思っていない。
というか、いまだアラフォ~って
感じ。
なんたって、30歳を歳をむかえた
とたん時間は、倍々速で進むように
なったから…。
30歳から40歳までは、それまでの
倍速。10年間が、たった5年で
過ぎ去った感じ。
次の10年間は、その半分、つまり
40代は感覚的に2年半くらいで通過。
50代は、さらにその半分。
60歳を過ぎてからは、1年が
1ヶ月くらいの感覚。
ということで、自分のなかでは
30歳すぎてから、まだ10年も
たっていませんから~~~~っ!!
(アラフォーで18歳になる孫が
いるなんて、どう考えても
計算があわないけどね~…)
あなたが、最高の健康を手にいれ、
いつもハッピーでいられますように…。
2014. 10.07
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■発行者:
Japan Holistic Nutrition Association(JHNA)
一般社団法人
日本ホリスティックニュートリション協会
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