JHNA健康通信バックナンバー

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第96号 玄米油を使うべき?アルブミン値をあげるには?

信じられないような状況で肋骨をバキッとやってしまった、

ホリスティック栄養学修士&酵素栄養学スペシャリストのナターシャ・スタルヒンです。

これまで、肋骨にヒビがはいったり折っちゃったこと、何回もあるのだけど、まさかバスタオルでやっちゃうとは思いもしていなかったのサ。
(くわしくは、あとがきで…)

今日は、いただいたご質問にお答えしま~~す!

それでは、今日も元気に、いってみようか~っ♪


☆ 玄米油はどうでしょう?
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Question:

テレビで玄米油がいいといっていました。現在、菜種油、アマニ油やオリーブオイル、ゴマ油をコールドプレスのものを選んで使っています。
 
玄米油はかなり高価ですが、菜種油にかえて、玄米油を使ったほうがいいのでしょうか?

Answer:

結論からいってしまうと、あえて切り替えてまで、使う必要があるとは私には思えません。

かえたければ、かえればいいんじゃない、程度ですね~。

「玄米油」というのは、「米ぬか油」や「米油」と実質的には、同じもの。

商品名がメーカーによって違うわけね。

米ぬかには、ガンマオリザノールやトコトリエノールが多いということで、米ぬかから抽出されるこれら油が最近話題になっているようだけど、こうした成分を食用油で確保する意味があるかどうかは????

いつもお伝えしているように、体に不可欠なGLA、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸をバランスよく確保したら、あと食用油は極力カットすべきと、私は思っている。

米ぬか油はゴマ油、オリーブ油、菜種油同様、酸化されにくいので、適量を調理に使うのは、いいけど…。
https://jhna-health.news/entry/080-oil-consumption


米ぬか油やガンマオリザノールは、脂質代謝異常、ガン、皮膚疾患などへの応用が考えられるみたいだけど、臨床試験データのとりかたに問題があるようで、提案されている臨床応用が完全には支持されていないのね。

トコトリエノールは、最近話題になっているビタミンEの一種だけど、これを摂るために食用油をつかうというのは、あまりいい選択肢だとは思えない。

トコトリエノールを摂りたいのであれば、他の脂肪酸をとらずにすむ、ピュアないいサプリがあるからね。


☆ アミノ酸かプロテインか?
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Question:

86歳の母がアルブミンが低く、もっと肉を食べるように、タンパク質をとるように医師から言われました。

医療関係の仕事をしている友人から、アルギニン、グルタミン、HMBが多量に含まれている製品を勧められたのですが、先生はどう思われますか?

Answer:

お母様の場合、いくつか特定のアミノ酸が多量に含まれる製品ではなく、必須アミノ酸がバランスよく含まれる良質なプロテイン製品を選ぶべきでしょうね。

特定のアミノ酸が何種類か多量に含まれている製品というのは、アスリートの筋肉づくりや、特定の症状に対応するための短期間摂取であればいいのですが、継続的に摂取すると、体内のアミノ酸バランスを崩してしまうことにもつながりかねないので、NG。

アルブミンというのは、血液中に存在しているタンパク質で、肝臓でつくられているんだけど

肝臓の機能が低下したり、原材料が不足していると、ちゃんとつくれなくなり、血液中の数値が下がってしまうのね。

原材料確保のためにはもちろん、肝臓の正常な機能のためにも、良質のタンパク質、つまり、すべてのアミノ酸(とくに必須アミノ酸)がバランスよく含まれているタンパク質の確保が重要なの。

数種類のアミノ酸が多量にあるだけでは、ダメ。

したがって・・

必要なアミノ酸が十分にバランスよくふくまれていて、吸収が早いホエイ(乳清)プロテインや、吸収はゆっくりながら、やはりプロテインスコアが高い、卵のプロテインなどを選ぶといいね。

アルブミンづくりには、ビタミン&ミネラルも大切なので、これらも一緒にしっかり摂るように…。

ご質問にあった製品についてググってみたら、アスパラテームが使用されているのね~。。

ちなみに、アスパラテームが含まれる食品は絶対に避けるべきだと、私は思っている。
  

今日の授業は、これで終り。

それでは、起立~~っ!

礼 <(_ _)> 。 

解散~~ん!!


☆ あとがき
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私は腰痛もちなので、寝る時にはバスタオルをいくつかにたたんで、腰部分にあてているの。

寝ている間に何回も寝返りをうつので、そのバスタオルがズレて、上の方に上がってきちゃっていたのね。

そして、たまたま横向きから、下向きに寝返ったとき、そのバスタオルの角っこの段差に胸の下の肋骨の一部があたり、グキッって、するどい痛みが走ったの。

一旦、目はさめたけど、夜中だったので、その時は、そのまま寝ちゃった。

翌日の夕方くらいには、鈍い痛みがどんどん強い痛みにかわっていって、浅い息しかできなくなり、くしゃみが出そうになったときには、飛びあがるほどの痛みが・・・。

自分でシップ薬を貼り、肋骨用の固定ボードをつかって、きっちり固定。
(何度もやっているので常備している!)

翌日、接骨院にいくと、「肋骨やってるね~~。痛みがとれるまで2週間近くかかるかなぁ~」って。

「バスタオルでこんなことになるなんて誰にもいえな~ぃ」と嘆くと、「肋骨は、あたる場所とタイミングで簡単にヒビはいっちゃうんだよね~」って。

息を吸った瞬間にジャストポイントに体重がかかったり圧迫されると、やっちゃうんだとか。

「たまたま息を吸ったときに、ギュッと抱きしめられても痛めちゃうよ~」だって。

あなたも、ご用心、ご用心・・


あなたが、最高の健康を手にいれ、いつもハッピーでいられますよ~に・・。


2015. 6.17
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