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第101号 更年期障害はエストロゲン不足?

 

   最高の健康を手に入れよう!   101号
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 ●  J H N A 健 康 通 信   
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 ● 最新のホリスティック/ストレス栄養学で
 〇 いつまでも若々しく、健康&ハッピーに!
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 このメールマガジンは、
 *健康情報が多すぎて何を信じたらいいのか
  わからない。
 *体のどこも悪くない、健康のはずなのに
  体調がすぐれない。
 *実年齢より、10歳若がえりたい!
 *とにかく、健康レベルをアップさせたい!

   そんな、あなたのためにお届けします。

 

 前号から、かなり間があいちゃって、
 ごめんなさいね。

 ホリスティック栄養学修士&
 酵素栄養学スペシャリスト

 ナターシャ・スタルヒンです。

 前号は記念すべき100号だったのに、

 なっ、なんと!大ドジこいて
 ヘッダーを98号のまま送って
 しまった~!

 しかも、配信時間が遅くなって、
 めっちゃ慌てていたので、
 入力や変換ミスも・・!

 配信後、読み直してみて、
 私の顔は、みるみる青ざめて
 いったのサ。

 それでは、今日も元気に
   いってみようか~~っ♪

 
 ☆ 更年期障害はエストロゲン不足?
 ★☆-----------------------------

 私のもう一つのメルマガで、
 「更年期に女性ホルモンである
 エストロゲンが優勢(多く)に
 なって、さまざまな体の
 トラブルを引きおこす」
 
 みたいなことを書いたら、

 さっそく読者さんから
 『更年期障害は卵巣の老化に
 よるエストロゲンの分泌低下が
 引き起こすホルモンバランスの
 乱れが原因と認識しているの
 ですが・・』って、
 メールが飛びこんできた。

 「更年期にはエストロゲンが
 低下する」というのが一般常識
 だし、

 アラフォー世代へのメッセージ
 などでも、

 「エストロゲンが不足してくるから、
 増やすために○○をしよう」とか、

 「高めていくためには□□を食べた
 ほうがいい」みたいなことが
 まことしやかにいわれているよね。

 なので、「エストロゲンが過剰に
 ならないように気をつけて」
 な~んていわれたら、

 頭の中が?????になっちゃう
 のは当然ね。

 年齢とともに女性ホルモンが
 減ってくるのは自然の理。

 でも更年期には、エストロゲン
 だけでなく、プロゲステロン
 (もう一つの女性ホルモン)や

 テストステロン(男性ホルモン
 --女性にも大切)なども
 ぐ~んと低下してくる。

 エストロゲンは平均的基準線から
 40~60%低下するだけなんだけど、
 プロゲステロンの低下率は

 ずっと大きく、ほとんど分泌
 されないような状態にまで
 なってしまうこともあると
 されるの。

 エストロゲンの量が年齢的に正常で
 あっても、ぐ~んと減って
 不足している女性であっても、

 体の中でエストロゲンとバランスを
 とるためのプロゲステロンの
 レベルが少なすぎるときには、

 エストロゲン優勢という状態
 (プロゲステロンに対してエストロ
 ゲンが過剰)になってしまう。

 そして、
 エストロゲン優勢の場合も、
 不足している場合と同じような
 症状があらわれる。

 そう、更年期障害みたいな症状がね。
 だから、と~~っても厄介。

 更年期の年齢だからエストロゲン
 不足だと決めつけて、それを
 増やすことばかり考えると

 ツライ症状がいつまでも消えて
 くれないどころか、ますます
 ひどくなる一方。

 子宮や卵巣摘出をすすめられる
 ことにも…。
   

 ☆ 大事なのはホルモンバランス
 ★☆----------------------------

 日本女性の平均的な閉経年齢は
 50.5歳とされ、これを挟んでの
 10年間(45~55歳ぐらい)を

 一般的に「更年期」と呼んでいる。

 最近では、更年期に入る前の
 35~45歳くらいの「プレ更年期」が
 話題になっているね。

 閉経が近づくと卵巣のはたらきが
 低下し、エストロゲンの量が
 急激に減少するのだけど

 急減するのは閉経の6ヶ月~1年前。

 その前-生理周期が乱れだす
 35歳頃から(個人差はあるけど)、

 女性ホルモンのバランスが、
 高エストロゲン:低プロゲステロン
 となって狂いはじめるのだとか。

 女性ホルモン関係を扱った
 雑誌記事や書籍には、
 かならずといっていいほど

 「エストロゲン分泌量の変化」
 なるグラフが表示されているけど、
 これらをみると、

 20代後半をピークに緩やかに
 減少していくのを示すものばかり。

 でも、実際には、かなり乱高下
 (時には正常値を大きく超えるほど
 高くなったり、急減したり)を
 くり返しながら

 徐々に低下していくの。

 気分の変動、ホットフラッシュ、
 動悸などはこうしたエストロゲンの
 乱高下による影響ね。

 寝汗や睡眠障害に悩む女性も
 多いようだけど、寝汗は甲状腺が
 低下しているサインだし、

 夜中に目がさめて眠りに戻れない
 のは、副腎疲労が絡んでいる
 可能性大。

 (甲状腺も副腎も女性ホルモンを
 分泌している卵巣と深~い
 関係がある!)

 生理不順、過多月経、子宮筋腫、
 子宮内膜症、乳がん、PMS、
 体重増加、疲労感、物忘れ、
 偏頭痛、性欲の減退、etc., etc..は、

 エストロゲン優勢(過剰)による
 ものだそう。

 一般的に「エストロゲン不足」
 とされてきた症状が、実は
 「エストロゲン優勢or 過剰」
 とする海外の文献は、数多く
 あるの。

 『エストロゲン嵐の季節』の
 著者でブリティッシュコロンビア
 大学教授は、

 「真のエストロゲン不足の症状は、
 膣乾燥と尿問題のみ」と断言して
 いるほどよ。

 一口にホルモンといっても、
 何十種類もあり、と~っても
 複雑で分りにくい。

 エストロゲンとプロゲステロンの
 バランスを考えることは、
 自分の体内で、

 今なにが起きているかを知る
 重要なワンステップだけど

 これらに影響をあたえたり、
 これらの影響を受ける
 別のホルモンも多々あるの。

 どのようなホルモンでも単独で
 働くことはなく、それぞれが
 影響しあっているからね。

 更年期に限らず、女性の美と
 健康維持には女性ホルモンだけに
 目を向けるのではなく

 全体的なホルモンバランスを
 整えることを考えていく必要が
 あるね。

 これについては、追々お話しして
 いこうね。


 今日の授業は、これで終り。

 それでは、起立~~っ!

 礼 <(_ _)> 。 


 解散~~ん!!


 ☆ あとがき
 ★☆-------

 「そろそろ内容まとまりましたか?」
 って、出版社から、催促メールが
 きちゃった~~!

 来春出版する本の企画として、
 痩せにくくなる40歳からの脚痩せ本を
 出せないかとの依頼に、

 『ホルモンバランス』を絡めたものに
 したいと私から提案したのだけど、
 その時、

 「1~2週間中に構成案をまとめて
 お送りします」って、伝えて
 あったのね。

 でも、なかなか考えをまとめる
 ことができず、時間ばかりが
 過ぎていった。

 何も連絡をいれずに1ヶ月近く
 たってしまい、

 いい加減メール1本でも入れて
 おかないと、まずいな~と思った
 矢先に先方のほうからメールが
 届いたわけ。

 そのメールには、私の前メールが
 コピペされていたんだけど、
 日付を確認したら

 ギャッ!

 1ヶ月近くどころか、2ヶ月以上も

   たっていましたから~~~っ!!!
    (私の時間は、倍速以上で
    進んでいる~~っ!)


 あなたが、最高の健康を手にいれ、
 いつもハッピーでいられますよ~に・・。


 2015. 10. 22
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 ■発行者:
 Japan Holistic Nutrition Association(JHNA)
 一般社団法人
 日本ホリスティックニュートリション協会

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