デパートのトイレの鏡の前で、バックからヘアブラシを出したら、一緒にゴミがポロって出てきて床に落ちた。
隣の人にジロリと見られ、とっても恥ずかしかった、ホリスティック栄養学修士&酵素栄養学スペシャリストのナターシャ・スタルヒンです。
最近、どこへ行ってもゴミ箱が少ないから、ガムや飴を包んだ銀紙やセロハンを、クルクルって丸めて、ポンポン自分のバックに放りこんでいた。
こんな習慣やめな~、あかんな~。
さぁ~、今日も元気にいってみようか~~っ!
☆ あなたの体内の糖化率は?
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タンパク質の"糖化"によってできるAGEsが体内にたまることによって老化が進行する、ってことは、前回お話ししたよね。
さて、あなたの老化速度が実年齢より早いか、はたまた、遅いかを知るには、あなたの体内で、どのくらいの糖化が起こっているかわかればいい訳だけど、その指標になってくれるのがグルコヘモグロビンA1c。
健康診断などで、血液検査をすると【HbA1c】と表示される数値なんです。
AGE測定器なるもので、糖化年齢を測定してくれるクリニックもあるようだけど、そんな特別のことをしなくても健診の結果表をみるだけでOK。
さあ~、今すぐ確認してみてっ!
HbA1cは、通常、糖尿病などの血糖値のコントロールのために使われる数値だけど、体内の糖化の進みぐあいを簡単に知るための指標でもあるんですよ。
ヘモグロビンは、酸素の運び役である赤血球内に存在するタンパク質の一種。
糖化は、食事などから摂取したブドウ糖が体内のタンパク質と結びつくことによっておこるのだけど、他のタンパク質同様、ヘモグロビンも糖化します。この糖化の割合を示しているのがHbA1c。
血液中に糖が多ければヘモグロビンが糖化する割合も高くなり、HbA1cは上昇します。
ヘモグロビンの糖化のみならず、目の水晶体、腎臓組織、血管、皮膚などなど、体内の他のあらゆるタンパク質も、同様に糖化されていることが考えられることからHbA1cが高ければ高いほど、あなたの老化速度は速い、ってことになるの!
☆ 5%以下にキープ!
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糖質の摂取が少なく、正常なインスリン反応をもつ、やせ体質の人は、ヘモグロビンの4.0~4.8%が糖化しているとされるの。
これは最低限の、かつ、生きていれば避けることのできない、"正常な糖化"。
つまり、実年齢どおりにエイジングが進んでいる状態っていうことね。
HbA1cの正常値は4.3~5.8%とされるけど、この正常値内であれば安心というわけではなく、正常値内であって、数値が高くなるほど心臓発作やガンのリスクは上昇し、HbA1cが1%増える毎に、死亡率は28%も増えるんですって!
HbA1cを5%以下にキープしていればあなたの老化スピードは、まあ、正常範囲で実年齢どおりエイジングしているといえるけど、5%以上だと、あなたにとっての時間は、ものすごく早く進んでいるようなもの。
肌の老化のように目に見える老化はもちろん、体内の老化もドンドン進んでいるってことよ!
糖化によって、すでにできてしまったAGEは、蓄積する一方で、とり去ることはできないけど、あらたな糖化をなるべく低く抑える、つまりHBA1cを5%以下で維持することは老化防止/エイジングケアの鉄則ね。
そのための秘策は、次号から・・乞うご期待!
今日の授業は、これで終り。
それでは、起立~~っ!
礼 <(_ _)> 。
解散~~ん!!
☆ あとがき
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私、ついに!先週、還暦を迎えました~。信じられな~い!
気持ち的には、まだ、まだ、アラフォー世代。
20代の頃からの生活も大きく変わってないし、その頃着ていた服は、いまだに着られるし、体力も気力/脳力もメッチャ充実しているからね。
私の父も母も、40代で亡くなっているので(父は40歳で、母は49歳で…)、私自身も50歳まで生きていないだろうな~、なんて、ず~っと思い込んでいたけど、いつの間にやら、そんな枠をヒョイッと乗り越え、ただいま、記録更新中!って感じ。
「ボケるのだけはイヤだなぁ~」と思っているのだけど、脳のAGEsは、ビタミンCの多量摂取で溶ける(?)とか、なんとか、つい最近、論文がでたみたいなので、これまで通り、Cと抗酸化栄養素をガンガンとって、「100歳で元気にゴルフやってるおばあちゃん」めざしちゃいますから~~~っ!
あなたが、最高の健康を手にいれ、いつもハッピーでいられますように…。
2011.10.13
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■発行者:
Japan Holistic Nutrition Association(JHNA)
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