JHNA健康通信バックナンバー

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第103号 え~っ!脂肪細胞内でもホルモンがつくられる?

  最高の健康を手に入れよう!   103号
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   そんな、あなたのためにお届けします



 いつの間にか12月になってしまい、
 大あわての

 ホリスティック栄養学修士&
 酵素栄養学スペシャリスト

 ナターシャ・スタルヒンです。

 春頃、何か新しいことを
 始めたいと頭を悩まし、
 スタートの最適な時期を
 占い師さんにも相談。

 「10月に渋谷方面が◎」
 とのことだったので、

 その月のオープンにむけて、
 「頑張るぞ~!」と息巻いて
 いたんだけど、

 いまだ何をするかすら
 決まっていないのサ。

 それでは、今日も元気に
 いってみようか~~っ♪


 ☆ え~っ!脂肪細胞内でも?
 ★☆------------------------

 前号では、ホルモンをつくり
 分泌しているのは、主として
 内分泌器官とお伝えしたけど

 じつは脂肪細胞もホルモン
 生産工場として

 25種類くらいのホルモンや
 シグナル物質をつくっているの。
      
 ただ、余分な脂肪で大きく膨れ
 あがったあなたの脂肪細胞が
 つくるこうした物質のほとんどは、

 なんと!【悪玉】なのよ~~。

 好ましい働きをするものもいくつか
 あるけど、多くがホルモンバランスを
 乱す方向で作用したり

 心臓病、脳卒中、糖尿病、ガンなどの
 リスクをぐ~んと押しあげちゃうのっ!
 (だから太るのはNGなのだ!!)

 女性の場合、エストロゲンは
 基本的に卵巣でつくられている
 ってことは知っているよね。

 でも、
 脂肪細胞でもつくられている。
      
 脂肪細胞にある、“アロマターゼ”って
 いう酵素が男性ホルモンの一種を

 エストロゲンに、かえていくのね。
 (男性の脂肪細胞でも…)

 この時つくられるのは主として
 エストロン。
 これが、くせ者エストロゲン。

 エストロゲンにはいくつかの
 種類があって、エストロンは
 閉経後に優勢になるエストロゲン。

 閉経前は、エストラジオール
 という形のエストロゲンが
 主として働いているの。

 前号でホルモンオーケストラの
 話しをしたけど、
 https://jhna-health.news/entry/102-hormone-balance

       
 エストロンは、強引にその演奏の
 なかに割りこんできてしまう、
 おじゃま虫。

 指揮者の指示とは関係なく、
 余分なエストロンを生産
 しつづけてしまうから

 エストロゲン優性の状態が
 つくりだされ、

 PMSや乳がんをはじめ、さまざまな
 トラブルを引きおこしちゃうのね。


 ☆ 悪循環でバランス破綻
 ★☆----------------------

 若いうちは体脂肪が多くても、
 体内のエストロンレベルは
 低く抑えられるの。

 簡単にエストラジオールに
 変換されるからね。

 でも、卵巣の機能低下とともに、
 エストロンをエスタジオールに
 変換できなくなっちゃう。

 エストロゲンは、女性の太ももや
 お尻まわりに脂肪蓄積を誘導して
 いくホルモンだけど、

 エストロンが増えると、お腹や
 内臓まわりに脂肪を誘導し、
 メタボや生活習慣病、ガンの
 発生にも、かかわわってくるの。

 だからエストロンは、「悪玉
 エストロゲン」とも呼ばれている。

 あなたのボディに脂肪が多いほど
 エストロゲンレベルは上昇(悪玉の!)。

 脂肪細胞はエストロゲンを生産して
 いるし、エストロゲンの貯蔵場所
 でもあるからね。

 太れば悪玉エストロゲンの生産と
 貯蔵は増え、さらにエストロゲン
 レベルは上昇。

 すると甲状腺ホルモンや成長
 ホルモンが低下。それにともなって
 基礎代謝量も減っちゃって
 
 脂肪はますます増え、より肥大
 した脂肪細胞は、さらにホルモン
 バランスの破綻を招いていく…。

 まさに悪循環ね。

 ここにストレスが加わると、
 ストレスホルモンの影響で、
 エストロゲンがさらに上昇
 するばかりか

 テストステロンやセロトニン
 などは低下。
 (両方とも太ることに関している)

 脂肪細胞はより大きく、より多くの
 エストロゲン生産が促され、
 悪循環に輪をかけちゃう…。

 アラフォー世代から40歳を過ぎて
 くると、不快な症状で悩まされる
 ようになったり

 これまでと食事量や内容は
 かわらないのに太る、

 これまで簡単に痩せられたのに、
 痩せられなくなった、

 などなど、体に変化があらわれて
 くるのだけど、こうしたホルモン
 シンフォニーの乱れも一因ね。

 アロマターゼを刺激する食品を
 排除したり、効果的なストレス
 対策を考えなくては…。

 具体的な方法は、追々お話しして
 いくね。

 今日の授業は、これで終り。

 それでは、起立~~っ!

 礼 <(_ _)> 。 

 解散~~ん!!


 ☆ あとがき
 ★☆-------

 「カフェコロン」という、
 “コーヒー”を販売していた会社の
 経営者等が、昨日薬事法違反容疑で、
 捕まった。

 これは、コーヒー液体を缶詰に
 したもので、これ自体の販売は
 違法ではないのけど、

 「コーヒー浣腸」のための製品
 として、肌質や解毒効果、便秘
 解消などを謳って販売していた
 ことが、まずかったのね。

 「コーヒー浣腸」そのものは、
 腸に蓄積された排泄物と有害物質を
 除去する効果的な方法として

 ホリスティック療法ですすめられ
 ている腸内洗浄法の一つ。

 腸内洗浄法のことは“コロン
 クレンジング” といって、
 コーヒー以外にも、目的にあわせ

 ウィートグラス、生レモンジュース、
 ニンニクなどをつかって実施するの。

 十数年前には、米国でコロニックス
 という腸内洗浄の専門クリニックが
 オープンして大変話題になり、
 日本にも登場するように…。

 コロンクレンジングは、自分でも
 できるけど専門医師の指導を受け
 ながらやらないと

 健康のためのはずが、健康を害する
 ことにつながっちゃうから、
 十分気をつけてね。

 体内には年間8キロもの有害物質が
 運び込まれてくるといわれる現代。

 体内浄化は、健康維持のための
 一つの条件。

 まずは、定期的なジュース絶食が
 おすすめよ。
  https://jhna-health.news/entry/046-enzyme-fasting


 あなたが、最高の健康を手にいれ、いつも
 ハッピーでいられますよ~に・・。

 


 2015. 12. 3
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 ■発行者:
 Japan Holistic Nutrition Association(JHNA)
 一般社団法人
 日本ホリスティックニュートリション協会

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