4年ぶりにセミナー講師をつとめ、心身ともにヘロヘロの
ホリスティック栄養学修士&酵素栄養学スペシャリスト、ナターシャ・スタルヒンです。
もともと人前で話すのは大の苦手。
ズ~っとギチギチのスケジュールだったので準備も満足いくまでできず、時間配分も、なかなか思うようにいかず、極度のストレス状態に陥ってしまったのサ。
それでは今日もガンバって、元気にいってみようか~っ♪
☆ 生食で何世代も健康を維持
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食物酵素の重要性や生食をすすめる書物や記述にかならず登場してくるのが、「ポッテンジャーのネコ」の話。
あなたは聞いたことあるかしら?
ポッテンジャー医学博士が900匹のネコを使い、何世代かに渡っておこなった実験結果だけど、博士は、一つのグループには生肉、骨、未加工乳などをあたえ、もう一つのグループは調理・加工した肉と加工乳で飼育したの。
すべて生食のエサだけを与えられたグループは、何世代も健康で正常な発育をつづけるのね。
このグループに属するネコには、平均5匹の子猫が生まれ、出産時の子猫の死亡率は非常に少なく、ほとんどのネコの死因は加齢による自然死だった。
ところが、加熱処理したエサをあたえられたグループは、健康状態は世代ごとに悪化の一途をたどっていくの。
一世代目から発育に問題が生じはじめ、生まれたての子猫の死亡率増加、産子数の低下、乏しい子育て、非常に荒い毛並みなどが観察されたのね。
二世代目には、多くのネコが中年期に人間でいうところの生活習慣病と同じような病気を発症するようになった。
さらに、皮膚炎、心臓病、アレルギー、歯内炎および歯周病、関節や神経組織の炎症、骨格の奇形も見られるようになったの。
産子数の低下に伴い受精率も落ち、出産前後の死亡率も増えたのだと…。
☆ 生食vs 調理食の問題だけでない
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行動に関しては、生食だけで育ったグループが、つねに従順でおとなしかったのに対して、加熱食で飼育されたグループは、飼育係や他のネコに対して次第に攻撃的・凶暴になったの。
三代目は、未熟あるいは体になんらかの問題をもって生まれてきた。
子猫のうちから病気をかかえるケースも増え、寿命も短くなり、なんと!次の世代を生み出すことすらできなくなったの。
ローフディスト(生食主義者)は、熱を加えた食品を「死んだ食品」と表現して「食物はすべて生で食べるべき」と主張。そして、この「ポッテンジャーのネコ」の登場!ってことになるわけね。
この実験は生食の重要性だけが強調されているように思う人は多いのだけど、実は、現代栄養学からみれば、特定のアミノ酸不足が深く関わっているのね。
たった一つの必須栄養素が体内に運びこまれないだけで、体内酵素がまともに働けなくなり、体が重大な危機をむかえることを示しているの。
体内酵素がスムーズにつくられ、キチンと働き、オプティマルな健康が維持されるためには、良質タンパク質やビタミン&ミネラル、脂肪酸などの栄養素が、しっかり体に吸収されることが絶対条件。
当然、自分の体がつくり出す消化酵素に負担をかけずにね。
生食にさえすれば、その条件が満たされるってワケでは、ないのよね。
ヘルスコンシャスな人たちは、栄養摂取にはと~っても気をつかっているみたいだけど、食べた物がしっかり分解・吸収されるには、活性力の高い酵素の働きも不可欠。
質のいい、事前消化をサポートできる酵素サプリを役立てたいね。
今日の授業は、これで終り。
それでは、起立~~っ!
礼 <(_ _)> 。
解散~~ん!!
☆ あとがき
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私は、とにかく水をいっぱい飲むので、ミネラルウォーターのボトルをかならず持って歩いている。
通常は、手さげの紙袋に、何冊かの本やノートと一緒に入れていることが多いけど、昨日は、手さげを持っていくほどほかに入れるものがなかったので、ボトルは、ハンドバックのなかに…。
ちょっとノドが乾き、電車のなかでバックを開け、ボトルを取りだそうとしたらイヤな予感・・。
キャップの閉まりが甘かったようで、バックのなかがビチョビチョになっていましたから~~~っ! トホホ…
(あまり大きなバックでなかったし、ボトルを横にして、ぎゅうぎゅうに詰めていたからな~ぁ)
あなた&ご家族が、最高の健康を手にいれ、いつもハッピーでいられますように…。
2013.9.22
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■発行者:
Japan Holistic Nutrition Association(JHNA)
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