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第207号  発酵食品が身体の害に!?

発酵食品が身体の害に!?

急に寒くなってしまい、寝具の準備が間に合わない、

ホリスティック栄養学修士&ストレスニュートリショニスト、そして、JHNAの理事長、ナターシャ・スタルヒンです。

冬用は圧縮袋でぺっちゃんこにしてクロゼットの奥の奥にしまってある。
出すのが面倒だし、日光にあてる必要があるけど、たまたま天気がいい日は、外出していることが多く、
結局、今なお、タオルケット+薄~い夏掛け布団で凌いでいるのサ!

さあ、今日も元気に、いってみようか~~っ♪



☆  腸内環境を最重要視
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最近、腸活とか、腸内環境の改善が重要キーワードになっているよね。
腸の健康を保つことは、美容的なことはもちろん、全身的な健康維持に不可欠ね。

どんな身体や心の問題であっても腸のトラブルが絡んでいることがほとんどなので、
どのような場合でも、腸内環境の改善は最優先すべきことなのね。

腸の健康を保つには、食事生活がもっとも重要といえるけど、腸内フローラのバランスを保つためにプレバイオティクスとプロバイティクスの摂取がすすめられることが多いよね。

 プレバイオティクスというのは、腸内微生物のエサになる食物繊維のこと。

プロバイオティクスは、腸に有益な微生物のことで、通常はサプリメントや発酵食品から摂取することになるね。

発酵食品には、ヨーグルトやケフィア、納豆や味噌、キムチ、ザワークラウト、コンブチャなどがあるけど、これらには、抗酸化、抗菌、抗真菌、抗炎症、抗糖尿病、抗動脈硬化活性などなど、多くの健康上の利点があり、腸の健康維持にも不可欠

もちろん大多数の人にとって発酵食品が問題になることはないけど、人によっては、逆にトラブルが発生しちゃう場合もあるの。


☆ 身体の害になる可能性
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発酵食品の摂取によって、どんなトラブルをおこすかというと、大まかに4つあるの。

◆ 過剰な腹部の膨満感

これが、もっとも一般的な反応といえるけど、一時的なガスの増加と腹部の膨満感ね。

発酵食品を食べた後の膨満感は、有害な細菌が腸から取り除かれていることを示す、うれしい兆候だけど、人によっては、非常~に痛みを伴う重度の膨満感を経験することもあるね。

◆ 頭痛/片頭痛やヒスタミン不耐症

ヒスタミンやそのほかのアミンに敏感な人は、発酵食品を食べることで頭痛/片頭痛を起こすことがある。また、ヒスタミン不耐性の症状をひき起こすケースもあるみたいよ。

頭痛/片頭痛に加え、かゆみ、鼻水(鼻炎)、目の充血、疲労感、蕁麻疹、下痢、吐き気、嘔吐などの症状、さらに、もっと深刻な症状も…。(メカニズムは別の機会に書くね)

◆ 抗生物質耐性

発酵食品に含まれる6種類のプロバイオティクスが抗生物質耐性をもっていることが確認されているけど、遺伝子の水平伝播が起こると、プロバイオティクスから有害な微生物に抗生物質耐性が受け継がれる危険性もあるそう。

感染

極まれだけど、免疫システムが低下している人は,プロバイオティクスによって感染症をひき起こすことも報告されている。


いくら健康に良いといわれているものでも、すべての人にとって効果的ってことは、ありえない。まわりの情報に振りまわされ過ぎず、ちゃんと自分の身体の声に耳を傾けてね。


ちなみに、発酵食品で何かトラブルが発生する人は、食物繊維でも問題が起こることが多いのね。その場合は、低FODMAP食を試してみるのがいいかもね。


☆ あとがき
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『40歳からのホルモンリセット』の執筆以来、なんと、約7年ぶりに本を出版することになったの。ストレスと腸内環境改善にまつわる内容の予定で、まずは電子書籍で、来年2月の出版予定。

12月中旬までに原稿をあげなければならないけど、12月頭までは予定がギチギチで、ま~ったく手をつけられない。

でも、私の著作で一番売れたのは、たった3日で書きあげたものだから、「どうにかなるっしょ!」という気持ちでひき受けたの。

とはいえ、3日で書きあげたのは、まだまだ若い、34年も前のこと。

それから、体力、集中力、脳力が、ぐ~んと低下しちゃったこの歳で、こんな短期間で本当に執筆できるのか??

まあ、それはやってみないと、わかりませんから~~~っ!
(応援してねっ!出版されたらプレゼントするからね♪)


あなたが、最高の健康を手にいれ、いつもハッピーでいられますように (^^♪

 

>>今日の記事中のリンク以外のおすすめは...

159号 腸内環境を整えようー基本のキ

160号 腸内環境と整えようー自分にあった方法で

182号 免疫力アップは腸内環境がカギだけど・・・

 


2022. 10. 22
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■発行者: ナターシャ・スタルヒン

Japan Holistic Nutrition Association(JHNA)
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